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2022.3.5

JST・共創の場支援プログラム(COI-NEXT)キックオフシンポジウムの開催について

JST・共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「誰もが参加し繋がることでウェルビーイングを実現する都市型ヘルスコモンズ共創拠点」(代表機関:慶應義塾大学、2021年11月採択)の活動開始にあたり、3月5日にキックオフシンポジウムをオンライン(視聴登録数480名)とオンサイト(日本橋ライフサイエンスハブ60名)で開催しました。本シンポジウムには、本学の参画機関だけでなく、全国のアカデミア、企業、自治体、学生(小学生~大学院生)、個人まで、多くの方々にご参加頂きました。
※オンサイト会場は新型コロナウィルス感染症への対応をしっかりと講じた上で開催いたしました。
本シンポジウムは、伊藤公平慶應義塾長の開会挨拶に始まり、続いてご来賓の久世和資様(JST共創の場形成支援プログラム共創分野プログラムオフィサー)、井上睦子様(文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課長)、小林喜光様(株式会社三菱ケミカルホールディングス取締役)よりご挨拶を頂きました。また小池百合子東京都知事、黒岩祐治神奈川県知事からの応援ビデオメッセージを披露後、本拠点プロジェクトリーダーの中村雅也慶應義塾大学医学部教授から本拠点の取組について説明を行いました。

続いて2つのセッションが行われました。セッション1「いまある不安を希望にかえる」では、病気や怪我の治療後の悩みや不安を抱える個人や家族が、希望を失わず前向きにその人らしく自身の生活を豊かに暮らせる共生社会の実現を目指した取組みについて、堀田聰子慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授と三村將慶應義塾大学医学部教授が講演しました。続くパネルセッションでは、データが社会課題解決にどのように繋がるのか、またどのように繋げていくことができるのか、アカデミア、企業、自治体のさまざまな立場の方々と共にその可能性や実現に向けて考えました。

セッション2「SDGsで変える未来のカタチ」では、病中・病後に暮らしの中に制限をかけることなく、自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことができる未来の社会のカタチについて、蟹江憲史慶應義塾大学大学院政策メディア研究科教授と岸本充理化学研究所経営企画部次長が講演しました。続くパネルセッションでは、世代や分野を超えて集ったアカデミア、企業、自治体、大学院生、高校生と共に未来のカタチを考えました。

最後に参画機関である東京工業大学の渡辺治副学長より閉会のご挨拶を頂き終了いたしました。

本シンポジウムでは、オンラインでの質問やコメントも多く寄せられました。またシンポジウム終了後には収録した動画の配信を希望する声や、これからの拠点活動に期待を込めた多くの前向きなご意見をいただいております。

 

 

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